今から10年前の2014年12月に、東京駅開業100周年の記念Suicaが発売されました。当初は、15,000枚限定での発売でしたが、徹夜組を含めて早朝から想定以上の人が東京駅に殺到してトラブルとなり、当日の発売が中止になりました。そこで、JR東日本は、後日、購入希望者全員に1人3枚まで郵送にて販売する策を取りました。そのおかげで、わたしたちも、1枚2,000円で、自宅に居ながら無事に手に入れる事ができました。当初15,000枚限定のカードが、285倍の427万枚売れたわけですが、手間と送料や人件費等がかさみ収益が出なかった様です。これを教訓に、その後一切記念Suicaは発売されなくなりました。
いつまで使えるの?
テレホンカードやオレンジカード等の様な磁気カードの場合は、そのシステムが終了するまで期限なく利用できるのが一般的でしたが、Suicaを含めた交通系ICカードには有効期限がある事をご存じでしょうか? Suicaは最終利用日から10年間利用がないと失効してしまいます。カードの裏面にも書いてありましたが、わたしはうる覚えでした。(汗)
失効回避するには?
JR東日本によると、発売された内の約6割の250万枚のカードが未だ未使用との事。失効を回避するには、JR東日本がこのカードに設定している2026年3月31日までに鉄道利用やコンビニ等で1度でも利用すれば、その日から10年間有効期限が伸びて引き続き使用できます。手っ取り早く一度で使い切りたい場合は、1,500円以上の飲食や買い物をして不足額を現金で支払えば、1回の使用で残高0のカードを手元に残せます。(*^^)v
万が一失効したら?
失効して使えなくなったカードを駅に持参すると、預り金500円と残高は返金されますが、せっかく手に入れた思い出の東京駅の記念Suicaは回収されてしまいますので、くれぐれも!
購入したまま放置して忘れていた方は、失効前に一度探されてみてはいかがでしょうか。
JR東日本ニュース
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240516_ho01.pdf
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