sakai-shinkyuin’s blog

奈良県大和高田市築山で平成3年3月3日開院の【さかい鍼灸院】です。

青春18きっぷ、廃止へのカウントダウン?

みなさんこんにちは、さかい鍼灸院です。

毎年、春・夏・冬の青春18きっぷの発売時期を楽しみに、旅行や乗り鉄をされる方も多いですね。今までは、1枚で5回(人)使えて価格は12050円で、1日当たり2410円とリーズナブルに旅行ができました。今冬からは、3日版10000円、5日版12050円の2種類が発売され、自動改札機に対応可能となり、一見手軽に利用できそうな感じですが、1番のネックが3日版5日版共に連続利用になった事でしょう。実質3日版は大幅な値上げになっています。さらに、購入時に利用開始日を指定しないといけなくなりました。つまり、余程前もってスケジュールを決めて、何があろうがその日は絶対に旅行するぞという人にしか使えない切符になってしまいました。前日や当日に購入可能ならまだいいのですが・・・

昔は1日券が5枚綴りで発売されていました。Wikipediaより引用。

★今後はどう使う?どうなる?

時間のある学生さんでも、なかなか鈍行だけで5日間連続で旅行するのも一苦労ではないか?

仮に東京から博多まで往復新幹線利用で、片道の所要時間4時間52分、乗車券14080円、自由席特急券8140円で合計22220円の2倍かかります。節約の為に青春18きっぷを利用して同じルートを使うと当日には博多には着けないので宿代がプラスされてしまいますが、2日かけて1万円程での片道移動は可能です。今後は、いかに1日分の乗車距離を稼げるかがポイントになりそうです。今までは、いかに青春18きっぷが安く設定されていたかがわかりました。回数券や周遊券等のトクトクきっぷも減りつつある今日、使いにくくして利用客減少を理由に数年後には廃止、あるいはデジタル版の代替きっぷ等での対応もあり得るからしれません。

近年は機械発券が主流で1枚で5回(人)使用になっていました。Wikipediaより引用。

★わたしと青春18きっぷ

初めて青春18きっぷの存在を知ったのは、今から30年以上前の学生の時の同級生との会話から。当時は1冊5枚綴りで発売されていて1日あたり2200円で全国のJR路線が乗り放題でした。時刻表片手に友人と天橋立や四国一周に出かけたり、串本や善光寺へのひとり旅を楽しんだりしていました。今より路線が多かったのも当時の魅力でした。社会人になるとスピードを求める様になり青春18きっぷを使用する機会も減り、1枚で5回券に変更されてからは利用しなくなりました。

ボックスシートでローカル線を巡るのも青春18きっぷの醍醐味でした。

駅弁も旅の楽しみのひとつ。

青春18きっぷポスター。

発売シーズンになろと毎回思考を凝らした旅情を誘うポスターが駅に貼り出されて楽しみにしていた事も懐かしい思い出になってしまいました。なかでも、下の書籍の表紙にもなっているポスターの写真から下灘駅を訪れる旅行者が増加したりテレビでも紹介されたエピソードは有名ですね。

青春18きっぷのポスターを集めた書籍も発売されています。

★まとめ

1982年の青春のびのびきっぷとして発売以来、長年親しまれた青春18きっぷの存在価値をなくさない様にするには、3日連続利用なら7000円程の利用しやすい価格帯にするとか、5日連続利用を3日連続利用券と2日連続利用券に分ける等の改善が必要になるかもしれませんね。

 

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